こんにちは
レザーマイスターのnobです
今年はレザージャケットが欲しい
のですが、何を選んでいいか
わからないんです
どのようなイメージで着たいかを考えてみましょう
このブログではカジュアル・きれいめ・カジュアル&きれいめ
に分けて解説します。
✅レザージャケットのサイズがよくわからない
✅どんなレザージャケットが似合うのかわからない
全国の大手百貨店でオリジナルブランド『nobstyle』を展開中。
レザーマイスターとして全国の百貨店出向きお客様にご紹介しています。
ショップチャンネルにも出演。
[レザーの商品開発][レザー専門の営業から販売]両方の業務に30年以上携わっている人はいないので知識や経験においては日本でもトップクラスだと思います。
そんな私がラムレザーの豆知識やメンテナンス、お客様のお悩みについても書いていきいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
レザージャケットの選び方憧れで買うと失敗します!テイストが重要
テイストは細かく分けるとわかりにくいので
ざっくり3つのパターンで解説しますね
- カジュアル
- キレイ目
- カジュアル・キレイ目両立て
日ごろの服装からどのタイプに当てはまるか
チェックしてください
あくまでも【普段の着こなし+レザー】で考えてください
こちらではテイスト別に『素材レベル』『デザイン』『目安のカラー』についてアドバイスしたいと思います。
1.カジュアル
ダメージのデニムや綿のパンツはレザーととても相性が良い素材です。
レザーの素材や加工
羊でも牛でもなんでも合います。
少しハードタイプの素材でも相性はバツグンです。
加工はダメージ素材・ウォッシュタイプ(洗い)・植物なめしなど
素材は良くても悪くてもOK
ただし素材が悪い場合は着こなしを工夫しないと品が落ちます。
レザーのカラー
ブラック・ブラウン・キャメル・ボルドー・カーキ・サンドなど
ナチュラルな色目がカジュアル向き。
カジュアルに向くデザイン
ライダースジャケット
注意点
年齢を重ねるにつれてカジュアルは難しくなります(50歳以上)。
年齢相応にカジュアルにまとめたいならば、3のカジュアル+キレイ目を参考にした方が良いと思います。
また加齢による体形の変化(太る)もこの章のカジュアルではアンバランスになります。
50代以降のカジュアルには体型の維持と上級コーデが必要です。
2.きれいめ
レザーの素材や加工
できるだけ上質な素材がおすすめ
ラムかスエードですが、スエードは取り扱いが難しいことをわかった上で選んでください。
型押しやプリントなどの加工をしていないツルりと表面の美しいレザーは全体を品よくキレイにまとめてくれます。
レザーのカラー
レザーの場合、濃い色はハードに見えがちです。
生地で濃色が似合う方でもレザーの濃色は負けてしまう方が多い。
レザーはとても発色がきれいですので優しい色がおすすめです。
優しい色はレザー感を全面に出さずに何気なく着こなせること、そして季節の幅が広いというメリットがあります。
キレイ目に着こなすためのデザイン
シンプルなノーカラージャケット
テーラードジャケット(少し硬い雰囲気になる傾向があるので注意)
ライダース系なら上質素材でファスナーなどの少ないもの
3.カジュアルにもきれいめにも
レザーの素材や加工
上質な素材 ラムがおすすめです。
カジュアルになる加工は向きません。
レザーのカラー
素材が上質であれば色は選びません。
ブラック⇒ハードになりがち
ブラウン⇒ブラックよりは柔らかくなる
キャメル⇒カジュアル寄りになる
カーキ⇒カジュアル寄りになる
グレー⇒人により地味になる可能性がある
ネイビー⇒品よくまとまるが少しハードになる方がいる)
ベージュ⇒万能
カラー⇒強い色よりもベージュベースの色の方が使いやすい
ノーカラー・ライダース
デザイン
できるだけシンプルにした方がカジュアル・キレイ目両方に使える
番外編 コートはデザインを選ぶとジャケット以上に使える
番外 実はジャケット以上に便利なアイテム⇒ノーカラーコート
※yuccaのノーカラーコート
ベージュ・ネイビー・ブルーなどの展開あり(S/M/L/LL/3L)
ノーカラーコートはロングカーディガンとしても使え、どんなインナーにも合わせることが可能です。
ジャケットは秋や春がメインになりますが、コートなら冬にも対応。
実は着用の幅はジャケットより長いのです。
私はこのコートのベージュをヘビロテしています。
nobstyle by yuccaのふんわりやわらかレザーが
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なるんです。しかも交換・返品無料。
良い物を安心してお安くご購入いただくシステムです。
またサイズなどのご相談も喜んで💛
レザージャケットの失敗しないサイズ選び
前を締めて着るか開けて着るかにより選ぶサイズが異なります。
前を締めずに羽織る方が95%・締めたい人が5%そんなイメージです。
良い素材の場合は背中部分に緩みが出てくることが前提です。
硬めの素材はあまり緩まないのでゆとりのあるサイズを選びましょう。
前を締めずに羽織る人の場合⇒ぴったりです絶対に
ファスナーやボタンを締めたときに胸を抑えるぐらいのぴったり感が理想です。
着用し、体温がはいると良い素材は必ず緩みがでてきます。
ジャケットはぴったりがおすすめです。
コートは少し緩みがあった方が安心ですね。
- 寒がりさんで沢山着る方
- ジャケット(スーツ)の上から着用する方
など何を着るかによってサイズは選びましょう。
まとめ
✅レザーをこう着たい、という憧れは捨てて、今のご自身の雰囲気、お洋服に合うタイプを選びましょう。
✅テイストにより選ぶ色も変わります。
✅サイズはぴったり目がおすすめです。
おまけ
専門の販売スタッフを利用するのも手です。
しかし専門なのかどうかって判別しにくいですよね。
コチラのブログに専門かどうかを見抜く方法を書きましたので、買いに行く前にさらっと読んでおくといいかもしれません。
いつかどこかで私も皆様のお見立てをしたいです。
新潟・東京・京都・姫路・金沢・盛岡・今後は福井
あたりにはよく出張しています。
スケジュールなどお知りになりたい方はお問合せフォーム
からご連絡くださいね。
最近のお気に入りポシェットです。
シルバーはオールシーズン、何色とでも合わせられるので365日使っています。
貴重品とイヤホンはポシェット、あとはリュック。
そんな感じです。
よくいただく質問!レザーの寿命はどれくらい?
長く着用する秘訣を書いています。
参考にしてみてくださいね。
レザーのメンテナンスに関する専門家のブログです