こんにちは、レザーマイスターの
nobです。
冬服はもういらなそうですね
天気の良い日に衣替えをしちゃいましょう
ダウンやウールコート、
レザージャケットもそろそろ
いらないのですがしまう前、
お手入れどうしたらいいか
わからないんです。
- レザージャケットの手入れの仕方がわからない
- 衣替えでしまう前にレザージャケットをメンテナンスした方がいいかわからない
- しまおうとしたら気になる点がみつかったけどどうしたらいいかわからない
【結論】
基本は乾いたタオルで全体を丁寧に拭きながら全体をチェック。
気になることを発見した場合の解決方法を詳しく書いたのでそれに沿ってメンテナンスしてください。
- お手入れ方法
- クリーニングが必要かどうか微妙
- しわが多い
- 色あせしている
- ニオイがついている
- ボタンのゆるみ、破れなど
- 袖が長い・裏地が出てくるなど
- ボールペンがついていた
必要なところだけ読んでみてくださいね。
一発解決です。
レザージャケットの手入れ|衣替え時にチェック!対処法をプロが解説
通常のお手入れに加え、衣替えでしまう際のチェックと対処法について説明します。
通常のお手入れ
あまり神経質になる必要はありません。
やるべき事はふたつ。
①乾いたタオルで全体を拭く。
②ドライタッチ(触ったときに乾いた感じがする)の素材や牛革の場合は1-2ヶ月に1度程度保革用のクリームやオイルを塗る。
もう少し詳しくお知りになりたい方はコチラ↓
ニオイが付いてしまった時の対処法
皮革は中までニオイが浸透するということはまずありません。
皮革面と裏地面、両方の対処法
①皮革部分⇒乾いたタオルで拭きとるイメージ
②裏地部分⇒かたく絞ったタオルで裏地をサッと拭く⇒室内で乾かす
もう少し詳しくお知りになりたい方はコチラ↓
色あせ、スレなどで色が変わってしまったときの対処法
色あせやスレのメンテナンスは自分でできる場合もありますが、専門業者に出した方がきれいに上がる場合が多い。
①黒のジャケットで部分的にスレて色がうすくなってしまったら⇒靴墨などを使い目立たないようにする。他のものに色がつかないように拭き取ってくださいね。
②スレてその部分だけ色が変わってしまった場合⇒色掛けを専門の業者に出す
実例含めて詳しく書いていますので参考にしてみてください。
色掛けご依頼の方はこちら
シワっぽくなってしまった時の対処法
クローゼットがギュウギュウでシワになる。
裾回りがシワになっいた。
そんな場合の対処法はふたつ
①吊るしておくだけで自重で目立たなくなる。
②①でも気になるようでしたらアイロンをかける
簡単です。
くわしくはコチラ(動画の説明もあります)↓
ボタンのゆるみ、カギ裂き、ほつれなどを発見した場合。
ボタンのつけ方はの品物とほぼ一緒です。
コツは2つ。
①残っている針穴を利用する(新たなところに針を刺すのは相当な力が必要なのと、穴が増えることにより、その周辺の皮革が弱くなる。切り取り線のイメージ)
②皮革に厚みがあるので足を長くとる。
レザーのボタン付けは三角針(先が三角になっている)を使うなど結構大変です。
そんな時には専門業者にお任せください。
すべてのボタンをチェックいたします。
レザーのクリーニング希望の方
クリーニング出しをすると素材がドライタッチになります。
昔よりは技術も上がり良くなっておりますが、頻繁に出すことはおすすめしていません。
汚れが気になる方などクリーニング出しを希望される場合は専門のクリーニング業者にお出しください。
yuccaも専門業者と提携していますので、ご希望の方はお問合せボタンからご依頼ください。
お客様相談窓口はコチラ専門スタッフがお答えします
袖が長い・裏地が出てくるなどの対処法
袖丈ツメや裏地カットは専門業者にお任せください。
修理に関して詳しく書いたブログがコチラ
修理のご相談はコチラ
ボールペンが付いていた
①ボールペンをつけてすぐの場合
ボールペンが付いてすぐであればレザーの汚れ落としである程度キレイになります。
私が10年以上使っているのがトーエーのスペシャルクリーナー。
色々試してこれが一番落ちます。
②ボールペンをつけてから時間が経ってしまっている場合
時間が経ってしまったものは取れませんが、専門の業者に出しますと落とすことが可能です。
お問合せフォームからご連絡ください。
まとめ
生地のジャケットやコートと同様、レザー製品も衣替えでしまう前に年に一度全体のチェックをしておくことをおすすめします。
気になることは専門スタッフに問い合わせてみるといいでしょう。